本日は、200件以上の温泉地の宿を営業で回ったり、お話を経営者の方からお話を聞き、泊まってみて良い旅館だと感じたポイントを3つ紹介します!
仲居さんや接客係が担当制である
現在は、ホテルスタイルの旅館が多い分業も進んでいます。
ですが、旅館の良さは接客であると考えます。
例えば・・・
- 食事のビールの好みの銘柄を覚えてくれている
- 担当してくれる仲居さんが前回に接客してくれた仲居さん
- 子供の名前を憶えて、呼んでくれる
- 帰り際に手を振ってくれる仲居さんが、お世話してくれた仲居さん
現在のAmazonや楽天市場でも、『おなたにおすすめ』を学習して、提案をしてくれるのと同様です。
サービス係もしっかり顧客データを構築して、おもてなしに活かしているか。
それを当たり前に行っており、さりげなく、サービスを行っていることを気づいた時に、接客の良さを感じますね。
板長が定期的に料理メニューを改訂し、料理は地の物・先付は手作りである
リピートしたくなる宿はおもてなしと同時にポイントなのはお食事ですね。
『あぁ、またあそこの宿の料理食いてえなぁ・・・』
と思える旅館が良いですね。ポイントは
- 地の物が必ず出ていること
- 先付が手作りであること
- お品書きが季節によって変更し、定期的に改訂されていること
1の地の物はその土地の文化や郷土を感じられるので、旅行ならではですよね。特に朝獲れの新鮮な魚や野菜は、都心に来るまでには値段も鮮度が違うので『来てよかった!』と感じられるポイントです。
2は料理は手作りであることの意味合いがメインですね。旅館の効率を考えるとセントラルキッチンを採用している施設もありますが、やはり手間暇かけた仕込みを感じる手作りの方が満足度が高いです。特に『先付でビール1杯飲み終わっちゃった!』くらい期待できる夕飯ですね
3のお品書きは定期的に変更というは、季節の食材は仕入れによって違うものだから調理方法が変わります。それに加えてのポイントが『調理長が常にお客様の満足度を求めて研究をしている』かという点。料理の改定・研究をしているか。食に対する想いの強さを感じます。
定期的に改装・リニューアルをしているか
定期的にリニューアルオープンや改装をしているかです。
建物は常に劣化していきます。なので、一番最高の状態が『グランドオープン』のタイミングです。
なので、お客様はハード面が数年も経てば、価値が下がっていく商品を購入していることになります。
また、『絶景の●●』の感動は、初回が一番インパクトがあるので、徐々に慣れが出て、感動が薄まってきます。
ですので、定期的にメンテンナンスとグレードアップしたハードを見せることによって、リピーターに新鮮な感動を与える必要があります。
とは言っても、毎年リニューアルが簡単できるわけでもないので、上記のおもてなしのサービス面でのハード以上のソフト面の満足度あげていくことが、『また来たい!』と思わせるポイントですね
まとめ
以上、良い旅館と感じるポイント3選でした。
- 仲居さんや接客係が担当制である
- 板長が定期的に料理メニューを改訂し、料理は地の物・先付は手作りである
- 定期的に改装・リニューアルをしているか
あくまでもリピートして常宿にするならばという前提での個人的感想ですので、まだまだポイントはあると思います。
ですが、どの宿にも共通するポイントですので、是非、泊まった際にチェックしてみてくださいね!
それでは、また!
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