こんにちは!おいしい屋です。
昨年末に2022年度の観光庁の予算が発表されました。
今年はさすがにコロナ禍3年目とあり、例年と違った動きをとるようです。
私も国内旅行派なので、様々な策がでるのは嬉しいですね。
紹介していきましょう!
2022年度 観光庁予算 増減のポイントは?
総予算に関しては、1425億円。昨年対比で135%です。
こちらの主な部分に関しては、『令和3年度経済対策関係予算』の予算が昨年対比で185%となっています。
ちなみに、新GoToトラベル事業費1兆3238億円で決定がされています。
一般財源は昨年度96%ですが、国際交流部分を減らして、他の項目は大幅増となっています。
- 国内交流の回復・新たな交流市場の開拓ー153%
- 観光産業の変革ー116% ※特に『新たなビジネス手法に導入による宿泊業を核とした観光産業の付加価値向上支援』が548%で1億円から5億5千万円で大幅増
- 交流拡大による豊かさを実現できる地域の実現ー119%※持続可能な観光推進モデルが新規予算
一方で回復が見込めないことから、国際観光旅客税財源は80億円の31%という形で縮小でした。
逆に今まで国際観光の方が予算が大分多かったんですね。
予算の注目ポイントの具体的な施策例
①新たなビジネス手法に導入による宿泊業を核とした観光産業の付加価値向上支援
ポイントは2点
- 複数業種などの連携による新規サービスの導入
- 地域に波及する生産性向上・高付加価値化
一点目の複数事業者の例でいくと
- 宿泊事業者+旅行事業者+サブカル→特定ターゲットに刺さるハンドメイドな旅行
- 宿泊事業者+旅行事業者+体験型施設→体験価値を高める地域周遊
二点目の事例でいくと
- 泊食分離による魅力の向上→セントラルダイニング導入による魅力向上
- バックオフィス部門のDX化。PMS導入による効率化、地域マーケティングの活性化
こちらは、個人的には少し微妙。

セントラルダイニングということは、料理のサービスレベルを効率化という形ですよね。本当の満足が行く料理は手間暇はかけて、出すところか満足度高い気がしますが、、、
②ポストコロナを見据えた新たなコンテンツ形成支援事業
参考例として、第2のふるさづくりのプロジェクト
- 【課題】インバウンドの回復に時間がかかる
- 【ニーズ】コロナの影響による密を避けて、自然に環境に触れる旅、田舎にあこがれのニーズ
- 【提案】上記より、第二のふるさとを作り、何度も通う旅、帰る旅という当たらなスタイルを作る
- 【提案】また、地域が一体となって『稼げる地域』を活性化を図る
お手伝い型生業観光のような滞在コンテンツ、古民家活用や空き家を改築することによる滞在環境、鉄道運賃+宿泊サブスクプランの移動の足の確保。この辺りがキーワードとなります。
③持続可能な観光推進モデル事業
世界的にSDGsが注目されていますね。世界的に選ばれる観光地なるよう新設されています。
大きくテーマは3つ
- 持続可能な観光地経営モデルの作成
- 持続可能な観光を実践瀬売る地域人材の育成・創出
- 観光サービスを提供する地域の事業者群の取組みの促進
具体的になっている点では、持続可能な観光地系のモデル形成では、『日本版持続可能な観光ガイドライン』の実践を通じて、取り組みの全国展開を図るということです。
まとめ
昨年度はインバウンド予算が大分盛り込まれていましたが、今年はより現実対応して変革していく様相が入っていました。
新しい旅のエチケットを提示しながら、安心に旅を楽しめるようシフトチェンジしていきたいですね!
それでは、また!
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